知っておきたいガスのこと

LPガスのちょっと意外な素顔

読者のみなさんがお使いのガスはLPガス、別名プロパンガス。
ボンベの中にあるのはわかるけどそれ以外はよく知らない・・・という方のために、今回はLPガスの「なるほど~」をご紹介。

その1 ボンベの中身は「液体」です

LPガスのLPとは、Liquefied(液化)Petroleum(石油)の頭文字。わずかな圧力や冷却によって液体になる性質があります。液体になったLPガスの体積は、気体の時の250分の1。ご家庭にお届けする際は、効率上、液体のままボンベに詰めて運び、これを気体にして利用します。

その2 LPガスは「火力」が強い

ちょっと専門的になりますが、気体のプロパン1㎥当たりの発熱量は24,000キロカロリー。
これに対して都市ガスは11,000キロカロリー。つまり気体のプロパンは、同じ体積で都市ガスの2倍以上の熱量。その分LPガスの方が、都市ガスより火力が強いというわけです。

その3 LPガスはもともと「無臭」です

よく「ガス臭い」などと言いますが、LPガス自体はもともと無臭です。万一ガスが漏れた際、異変にすぐ気づくように、あえてタマネギの腐ったような臭いをつけているんです。香水のような香りでは、人は危険を感じにくいんですね。
ちなみにこの臭いの成分は燃えると無臭になるので、LPガスを正しく使っていれば臭うことはありません。

その4 LPガスは空気より「重い」

気体のLPガスは空気より重く、空気の1.5~2倍の重さがあります。ですからLPガスが漏れた時は、床面をはうように広がり、低い場所にたまります。その場合は、窓を開けてほうきでガスを掃き出すようにしましょう。
逆に都市ガスは空気より軽く、漏れた場合は天井の方へたまる性質があるので、ご注意を。

その5 LPガスは自然災害に「強い」

各家庭にボンベを設置するLPガスは、配管が短く、災害後の点検が容易です。点検完了後にはすぐにガス使用を再開できるため、復旧が早いのです。
1995年の阪神淡路大震災発生後、都市ガスが寸断された中で、LPガスはライフラインを1週間ほどで復旧。震災後の街にいち早く温もりを提供し、注目を集めました。

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