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トップメッセージ

東京ガスエネルギー株式会社 代表取締役社長 小宮健司

エネルギー自由化の中で

今春の電力小売り全面自由化に続き、2017年春には都市ガスの自由化もはじまります。エネルギーの自由化は世界的な趨勢であり、社会全体の要請です。LPガス市場はエネルギー供給ベースで見ればシュリンク傾向にありますが、だからこそこの時代を前向きに捉え、混沌の中にチャンスを見出し、積極的なシェア拡大をめざします。ステークホルダーのみなさまには今まで以上のご支援とご協力を仰ぎながら、東京ガスグループのLPガス部門として関東圏で確固たる地位を築いていきたいと考えています。

LPガス市場の課題

LPガス市場はすでに自由化されていますが、誤解を承知で言えば、行き過ぎた自由化が存在するのも事実です。自由料金だけに、お客さまからすれば標準的な料金が見え辛い側面もあるでしょう。その他、ビジネスとしてはグレーと言わざるを得ない商慣習があることも否めません。今求められているのは透明性です。当社はもちろん業界全体の取り組みとして、自由化とは逆に自主規制的なルール、たとえば料金体系の透明化などお客さまの目に見える仕組みづくりを進めていく必要があります。

柔軟な価値提案を

一方で自由料金のよさは、お客さまそれぞれのライフスタイルに合わせたエネルギー供給のカスタマイズが可能なことにあります。当社も今春から電気とLPガスのセット販売を開始しました。今後は電気の使い方ひとつとっても、自宅で発電したほうがいいのか、蓄電するのか、系統電力を購入するのか、さまざまな選択肢と組み合わせが考えられます。そうしたご家庭ごとのエネルギーマネジメントをサポートしつつ、リフォームなど個別の生活価値提案をしていくことが我々エネルギー会社の重要な役割になっていくと考えています。

顔の見えるビジネスを

わたし自身はガス業界で30年間、営業畑ひと筋に歩んできました。今でも肝に銘じているのは近江商人の「三方よし」です。ビジネスは、売り手・買い手・世間の三方を満足させるものでなくてはなりません。そして「何かあった時にお客さまから顔を思い浮かべていただけるような存在」をめざすこと。もっとお客さまの声を聞いて、お困りごとを聞いて、問題があれば一緒に解決策を考える。こうした顔の見える関係性こそ、自由化するエネルギー市場で今一度見直されるべき価値であり、我々のビジネスの原点であると思います。

2016年5月

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